together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

day-off ☆彡

お休みの前日からもうお休みはやってきていて、ℱさんと地酒を温めて酌み交わす夕べ。

力いっぱいやるべきことが用意されていることを力いっぱい楽しんでできる、

その労働というにはあまりに充実した時間を「仕事」と呼ぶことができればいいんだけど。

 

遅く起きた朝、重く垂れこめた雪雲と身が縮まるような寒さ

じっといのちをためておくしかないだろう、というくらい身動きができない

これだよね、これがないと、春がこないよね、

と寒さを喜ぶ言葉は、春を予感しているからかもしれない

 

2015年に友人らと訪れた幣立神社と阿蘇神社へご挨拶。

f:id:kosui278:20170122205808j:plain

吹雪でも参拝の方は絶え間ない。

f:id:kosui278:20170122210001j:plain

湧水の場所では英語圏の方も。

f:id:kosui278:20170122210137j:plain

この樹、大好き。ℱさんです。姉妹に間違われたけど・・・光栄です。。

f:id:kosui278:20170122210302j:plain

 

阿蘇山をぐるっと反時計回りにドライブし阿蘇神社へ。

f:id:kosui278:20170122212028j:plain

完璧な美しさを備えた邸はすべて撤去され、存在感抜群だった御門のあとは工事の囲いで覆われていた。
そう、ここでみんなで大祝詞を唱えたんだよね。

f:id:kosui278:20170122212322j:plain

どこの湧水をのんでも温かくてそれぞれの味がした。

柔らかくてなめらかで、食道を内側から撫でられるような優しさ

からだが喜んで取りこんでいくのがわかる。

 

参拝を済ませたら晴れ晴れと青空がのぞいた。

気持ちもはればれと、ずっと遠くまで呼吸できるみたいに。

 

道の駅巡りをして、いい顔した野菜たちに会って、めるころパンによって、月廻り温泉で汗をかいて

ちゃんとご飯を作って、たっぷり食べて、元気になってまた明日から新しい朝を楽しもう。

 

メルコロパン

パン工房|南阿蘇 素材のみる夢 - めるころ

 

 

月廻り温泉 

ホーム - 月廻り温泉館

 

12月の活動報告@南阿蘇

師走 

 

時候の挨拶にぴったりの寒さがやってくる冬の訪れ

なだらかな外輪山の山肌が黄色く輝き、草葉の間に残るのは骨ばった幹と枝

こうして瞼が閉じるように時間を受け入れていく変化を眺め

昼の時間が短くなる様子を肌で感じることができる

 

今月は3泊4日、マッサージ師2名にて、スタッフ等27名と、入所者の方3名を施術できた。

私のアナウンスが遅れ、仮設住宅へ出向くことはできなかった。

クラウドファンディングは寄付なし。資材は十分足りており追加無し。

 

シーズンなのかもしれないが、インフルエンザに罹った子供さんを持つお母さんが多く

インフルエンザじゃないけど体調不良の方も多かった。

そのためのキャンセルも相次いで、お顔を見られないこともあり残念だった。

 

気にかかっていた方から急きょ予約をいただいてお話を伺うことができたり

初めてお会いするにもかかわらず、深い扉を開けてくださる方もいて

脳の3分の1は変性意識で、そこと交信していたような気分

 

皆さんがおっしゃっていた、悲願の道路復旧。

阿蘇と市内をつなぐ俵山トンネルルートが12月24日には開通する見込みとなった。

う回路であるグリーンロードは冬に凍結する。

峠越えになるため通行が困難に。毎日の通勤路としては厳しい道だった。

このトンネルができれば、救急車も物資もスムーズに入ってくることができる、まさに命がけの道になる。

 

職員の方々が十何時間という夜勤を挟んでお仕事をされており

疲労した心身での通勤がどれほどの負担かは聞いているだけではわからなかった。

そう、我々マッサージ師が帰る日は朝から重ための雲がまだらにたれこみ日が差しても寒さがつのった。

みぞれ交じりの雨が降るなあと思っていたら、事務の方から一報。

グリーンロードで車のスリップ横転事故。通行止めになったと。

帰りのフライトは夜だったが、通行再開の見込みはグリーンロードが降雪のため不可。

とにかく早く市内のほうへ出て、と背中を押されるように帰り支度。

ボランティアの方や皆さまへすべての後片付けと洗濯を丸投げ。すみませんでした・・

 

ノーマルタイヤのタント君を励ましながら、先導されつつミルクロードへ向かった。

細い山越えの道路は渋滞が始まっていたが、昼過ぎに山から市内へ向かう道は比較的すいていた。

皆さまの迅速な判断で無事に山を越えることができました。ℱさん、安全運転ありがとう。

振り返ると外輪山にの頭にどっしりと雪雲が居座ってるのがみえました。

 

事務長さんにうかがったのだが、南阿蘇は俵山トンネルルートができてよかったが

阿蘇市のほうはまだ困るだろうな、と。

阿蘇市と市内を結ぶのはいまはミルクロードだけ。

ミルクロードはグリーンロードよりも標高は低いけれど迂回道であり山道。

交通不便のまま冬をしのいでいくのは大変だろうな、とおっしゃっていた。

 

知らないことばかりで言葉を失ってしまう

 

急ピッチで進めた仮設住宅や道路建設に携わる人々

その家に避難所から引っ越してすべてがまた新しくスタートする人々

がれき、とよばれる家を更地にするために呼ばれた人々

壊される家を見つめる人々

 

家も、家族も失った人

仕事と家族を授かった人

 

災害があってもなくてもライフサイクルはくるくると回り続ける

それぞれのステージをつなぐ架け橋が

煌めく虹色でありますように

 

f:id:kosui278:20161221010138j:plain

雪の日の朝、阿蘇を背景にかかる虹

 

f:id:kosui278:20161221010206j:plain

 

 

 

 

 

トリートメントルームへようこそ

こちら、毎月少しずつ快適さを増している施術ルーム。ℱさんバージョン。

カラフルなタオルがまた彼女らしい雰囲気を醸し出しています。

支援物資の毛布やタオルもバッチリ利用できており、広い空間を十分生かしています。

さすがに段ボールベッドに二人が乗っかるのは微妙なので布団で、と、この形に落ち着いた。

ℱさん得意のリフレやデコルテのアロマオイルマッサージはほんのりと精油の香りがお部屋にも。

「イランイランの香りが残るとムラムラしちゃうかしら~」と笑う。

そう、日中は施術ルームでも、夜はボランティアさんの寝床になるから。

まあ、それならそれで、良いかもしれません。

 

f:id:kosui278:20161221010355j:plain

 

こちらは和室で私のトクセン仕様になっております。

コンコン木槌をたたいても、階下やお隣へはそんな気にならないとか。

安心して畳の香りとともに施術することができます。

 

f:id:kosui278:20161221010408j:plain

 

贅沢な2部屋使い、いつも皆さまのご厚意に感謝です。

ゆったりとした音楽を準備して、来月もご予約お待ちしております。

 

 

11月の活動報告@南阿蘇

霜月 

 

霜がしっとりと降りた落ち葉をふみふみ、滞在中の日課である朝の散歩

どこもかしこも、草という草、樹木という樹木

それぞれにすっかり衣替え

遠くにのぞむ山肌も  ドライブで抜けるグリーンロードも

これぞ紅葉といわんばかりに秋の色に染め上げられていた。

 

マッサージ師2名で、11月の施術人数28名、体操教室2名、ショートマッサージ2名。

クラウドファウンディング、10000円いただきました。

(10月の研修でいただいた分は10月中に消化)

多数の方々から温かい言葉と励ましをいただきました。

今回もありがとうございました。

 

今月から、私たちのマッサージの担当者が、勅使河原さんにかわりました。

日程、施術時間、スタッフの方々への相談やアナウンス、マッサージシフトの調整、

ベッドパッドのお洗濯始末からお部屋の掃除まで~なんでもかんでも頼んでしまっています。

こまごまと調整いただいて、とっても助かりました。細やかな心配り、ありがとうございました。

今後ともお世話になります!

 

副ホーム長の松尾さんには、ご自身のお役目に邁進していただけるし

適材適所がさらに進んだように感じました。

福島の余震しかり、絶え間なく上がる阿蘇山の噴煙を気にしながらも

少しづつではあるけれど、新しい道を見出しつつあるように感じました。

6月から触れてきた皆さまのお体と心からもそれは感じられました。

 

今回は都合がつかず、仮設住宅へ行くことはできませんでした。

仮設からお仕事に通いつつ、マッサージに来てくださっている方もいらっしゃるし

現地へ行くことだけがボランティアではないことは理解していても

そこからなかなか外へ行けない方にお会いできなかったことは、少し気がかりでした。

 

介入者の満足ってなんでしょう。

何か行うときに介入される側のニーズがなければ、なにも生まれないということ。

発心のないところに、修行も学びも、もちろん悟りもない。

 

なにをよすがに行動しているのでしょう。

 

はい、まだ答えはしっかりつかんでいるから大丈夫。

 

毎月お会いできるのを楽しみにしている方から

新しくお会いできたというワクワク感で出会える方

 

受け入れていただけることの喜び

もうしばらく感じさせていただきたい、と願うのでした。

 

 

 

 

以下、個人的な感想・・・

 

味覚の秋!どんな食べ物でもおいしい南阿蘇ですが、今回はキノコ!

事務長さんお手製なめこ、ぺったりしっとりしたヒラタケ、

原木育ちのシイタケ、どれこもれも巨大!肉厚!存在感抜群!メインディッシュ!!

サトイモもまだまだ、サツマイモはこれからさらに甘くなるらしい

そして、日本人の心、新米!お米が立って炊けている!立っているまま食べられる!

どんなに疲れていても、わたし達は何人家族?というくらいもりもりと自炊し大地の鋭気と共に食べつくしている。

そして、コロコロと二人とも豊かに肥えていくのでした・・・・

 

f:id:kosui278:20161125010741j:plain

f:id:kosui278:20161125010715j:plain

f:id:kosui278:20161125010818j:plain

 

 

 

 

 

 

 

10月活動報告、追加

肝心なことを報告忘れました。

 

10月施術は26名。うち3名は仮設住宅へお邪魔して。

クラウドファンディングの援助、17000円。

私ども二人分の10月分の交通費を全額、「となりのかいご」様より援助いただきました。

ありがとうございます!

 

となりのかいご・・・様について少しご紹介します。

私がお世話になっている南阿蘇ケアサービスへ、人材のマッチングをなさっているNPO団体です。

必要なところへ必要なひとをつないでいく、梯子のような活動もされています。

本来のお仕事は、介護するがわをケアしていくこと、そのための場作りや、勉強会の開催などなさっています。

このたびは地震でうまく届かない、つながらない、という部分をサポートなさっていました。

 

介護を必要とする人へのケア、支援できる施設や制度は、超高齢化社会が進む中ハードやソフト含め整いつつあります。

もちろん、多くの施設が人出不足や厳しい業務のなかやりくりしているでしょう。

まだまだ途上であり、今後も工夫や変革を迫られてくるでしょう。

そういう社会の流れの中で、サポートする側もサポートされる、という視点をもってらっしゃいます。

 

これは、私がスタッフへ介入しようと思い立った視点と共通するものがありました。

ケアギヴァーが十分に幸せであると、ケアを受ける側も気持ちがいい、

ケアされる側がハッピーだったら、ケアするほうも幸せ

関わり合う双方が心地良くすごせている、当たり前すぎることのバランスを整える、

これは私なりの解釈でしたが…そんな川内さんの趣旨には心から賛同できました。

ありがたく、善意を受け取って活動できました。

 

となりのかいご 詳細はこちら 

NPO法人となりのかいごについて | 介護を自然にできる社会を目指して

阿蘇での活動はこちら 

「緊急災害時介護応援パートナーズ」への登録のお願い | 介護を自然にできる社会を目指して

FBでも「 緊急災害時介護応援パートナーズ」で紹介しています。

 

ご参考まで

 

 

研修でお配りしたルームスプレーとアロマ石鹸、施術で使うオイル、浄化スプレーやジェル、

すべてgattさまより提供いただきました。

 

皆さまのご協力、あたたかいご支援、心から感謝しております。

 

 

f:id:kosui278:20161102133612p:plain

プロセスワーク入門・・・か!?

一年のうちで一番大切なのはいつだろう お誕生日か記念日か命日か

アリスはうさぎから聞きました

誕生日以外がすべてアニバーサリー

 

うさぎの言葉は暗号暗示

「あなたの認識しだいだよ」

 

そうなんだろうな

今日は入門 楽しくも不可解な二日間を経て

ゆったりお風呂と内観 そして適度なアルコールで思考が増幅

 

一人ワールドワークを展開試みるが無理 無理やちゅうねん!そうでしょ!!

 

人ってすごい

人がひとり立ちあがるだけでガラッと表情を変える場

 

だれもが同じだけそのちからがあって

知らされていない、知らないだけ、誰かに偏重することもない

自分の自覚が、一番他者へ還元できることなんかもしれん

個人はやっぱり通過にしかすぎん

付加価値なんて意味がない

悟りと人間性ってどんな関係なんだろうー

 

しっぽり夜はふけていきますなあ

 

 

half of blood

お彼岸には高野山にあがることに決めてから

血の系譜には甘えてお盆も外して会いに行くことが多くなった。

目をつむるとかすかに感じるルーツのかけら。ああーうれしい。

繋がっていてくれることを、肉体レベルで感じられることは、この世を肯定してるよう。

 

父のお墓を参って

本家の墓がないことも確認し

旧友との欠かせない語らい

母方の血に会いに行く

 

こうじゃなきゃならない、という考え方があって

そのもたらす幸せや安定もしっかりつかみながらも

新しく生まれてくるいのちと紡ぐ時間のあいだに

まったく同じものを引き継がないために生じる

自分で産む、自覚のない、なにかに

流れていくものを眺めている傍観者として

腹をきめて受け入れたい、向かい合いたい、でも時々逃げたい、とー

そういう甘さや緩さも、許せる自分にニンマリできて

これふが生きている手ごたえなんだなーって

ふんわり飛ばすわけです。

 

f:id:kosui278:20161030223536j:plain

f:id:kosui278:20161030223600j:plain