その花を知ってから、春先にはよく見かけるようになった。
知るということは、そっちに意識がうごくということ。
そこへ波長が合うということ。
花見の後、友人と別れさらにぼんやりと歩いていたら目に飛び込んできた。
毎年、必ずであえるようになってきた。
ハナニラの群生とは全く別物の光をはなっている。
葉の陰に隠れていても、開花していればすぐにわかる。
しかしつぼみの時はグリーンに紛れてしまう。
ひかりが最高潮に達したときに、あっという間の速さで開き切り、ピークを過ぎたら店じまいする。
エッセンスへ姿を変えたら「できたてのキャベツ料理のような甘いにおいを放ち」
「冷めると舌にぴりっとくる強い味も出て、輝くような黄緑色になる」
( 「バッチフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき」 より抜粋)
ばらばらになった私たちをしっかりとつなぎとめる
ベツレヘムの魔法を花束で届けたい。