together with global breathing

mabulの光翠、こころが動いたことを綴ります。 永遠に地球が平和でありますように。

12月の活動報告@南阿蘇

師走 

 

時候の挨拶にぴったりの寒さがやってくる冬の訪れ

なだらかな外輪山の山肌が黄色く輝き、草葉の間に残るのは骨ばった幹と枝

こうして瞼が閉じるように時間を受け入れていく変化を眺め

昼の時間が短くなる様子を肌で感じることができる

 

今月は3泊4日、マッサージ師2名にて、スタッフ等27名と、入所者の方3名を施術できた。

私のアナウンスが遅れ、仮設住宅へ出向くことはできなかった。

クラウドファンディングは寄付なし。資材は十分足りており追加無し。

 

シーズンなのかもしれないが、インフルエンザに罹った子供さんを持つお母さんが多く

インフルエンザじゃないけど体調不良の方も多かった。

そのためのキャンセルも相次いで、お顔を見られないこともあり残念だった。

 

気にかかっていた方から急きょ予約をいただいてお話を伺うことができたり

初めてお会いするにもかかわらず、深い扉を開けてくださる方もいて

脳の3分の1は変性意識で、そこと交信していたような気分

 

皆さんがおっしゃっていた、悲願の道路復旧。

阿蘇と市内をつなぐ俵山トンネルルートが12月24日には開通する見込みとなった。

う回路であるグリーンロードは冬に凍結する。

峠越えになるため通行が困難に。毎日の通勤路としては厳しい道だった。

このトンネルができれば、救急車も物資もスムーズに入ってくることができる、まさに命がけの道になる。

 

職員の方々が十何時間という夜勤を挟んでお仕事をされており

疲労した心身での通勤がどれほどの負担かは聞いているだけではわからなかった。

そう、我々マッサージ師が帰る日は朝から重ための雲がまだらにたれこみ日が差しても寒さがつのった。

みぞれ交じりの雨が降るなあと思っていたら、事務の方から一報。

グリーンロードで車のスリップ横転事故。通行止めになったと。

帰りのフライトは夜だったが、通行再開の見込みはグリーンロードが降雪のため不可。

とにかく早く市内のほうへ出て、と背中を押されるように帰り支度。

ボランティアの方や皆さまへすべての後片付けと洗濯を丸投げ。すみませんでした・・

 

ノーマルタイヤのタント君を励ましながら、先導されつつミルクロードへ向かった。

細い山越えの道路は渋滞が始まっていたが、昼過ぎに山から市内へ向かう道は比較的すいていた。

皆さまの迅速な判断で無事に山を越えることができました。ℱさん、安全運転ありがとう。

振り返ると外輪山にの頭にどっしりと雪雲が居座ってるのがみえました。

 

事務長さんにうかがったのだが、南阿蘇は俵山トンネルルートができてよかったが

阿蘇市のほうはまだ困るだろうな、と。

阿蘇市と市内を結ぶのはいまはミルクロードだけ。

ミルクロードはグリーンロードよりも標高は低いけれど迂回道であり山道。

交通不便のまま冬をしのいでいくのは大変だろうな、とおっしゃっていた。

 

知らないことばかりで言葉を失ってしまう

 

急ピッチで進めた仮設住宅や道路建設に携わる人々

その家に避難所から引っ越してすべてがまた新しくスタートする人々

がれき、とよばれる家を更地にするために呼ばれた人々

壊される家を見つめる人々

 

家も、家族も失った人

仕事と家族を授かった人

 

災害があってもなくてもライフサイクルはくるくると回り続ける

それぞれのステージをつなぐ架け橋が

煌めく虹色でありますように

 

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雪の日の朝、阿蘇を背景にかかる虹

 

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