海が見たくなって久里浜。
フェリーへいざなわれるが今日もお寝坊でございます、千葉へは渡れませんよ。
いつか行ってみたいと20年以上片思いだったくりはま花の国へ。
ここは、ボランティアのお仲間が写真を取りにいくんだよーと薦めてくれていた場所。
どんだけハードル上げてもこのお天気平日、夏休みだから親子連れもいたが閑散具合は一人歩きにはほどよかった。
都内よりも何割も蒸すここは臨海。森もあって息が楽になる。
暗がりの道を横切る茶色い奇妙な群れ・・・中途半端な大きさの一軍は野生化したニワトリか。
なんとなく避けられているのでこちらも歩みに気を遣う。お邪魔しますね~。
鳥の?一家をやり過ごすとものすごく人なれした猫が毛つくろい。
展望台でしばらく深呼吸して海を眺める。
霞んで遠くは見えないけど潮の香り、汽笛、それを眼下に臨むのは心安らぐ。
少し晴れ間がでて、多種多様な蝶がひらりひらり、湿度に負けじと花から花へ。
蝶は好きではないが遠くから目の端にとどめる程度であれば素晴らしい自然の一部。
更に歩いていくと、全県を代表する樹木が植えてあるエリアに。
おお、久里浜で全国の代表者に会えるとは!とわくわく。
・・たしかに、皆さんしれっと育っていらっしゃいましたが
沖縄代表の方と北海道代表の方を同時に植えてあるのはちょっと奇妙な感じがした。
元気いっぱい雑草も生えていて、草取りも大変じゃ~と思いつつ道なき道をゆく。
そして、北陸エリアで野兎を発見。
さらにリスとテンも発見。
生きものが豊富なのね・・とワイルドな方にも出会えた喜びをかみしめる。
さて「花の国」であるので花をみないと、と夏の代表格ヒマワリを見に行った。
ミツバチが一心不乱に花粉を集めている姿に心打たれる。
こんなに足に重りをつけるかのように・・・と彼らの涙ぐましい働きに想いを寄せる。
ハーブ園はほとんどヒマワリに占拠されていた。
窓が全部あいている温室には矢車草など。
足湯広場は子供と若い奥様とおじさまおばさまで賑わっており、そっと立ち去る。
田んぼかとみまごうコスモス広場は立ち入り禁止にされ、除草などお手入れの真っ最中だった。
これを維持するのは本当にご苦労だなと思う。
どこがトレーニングなんじゃというようなウオーキングもけっこう歩いて足が棒に。
ペリー公園と海岸までと思ったら雨が降ってきて打ち止めに。
楽なほうへ流れるこの気質をおもうと、やっぱり運動は好きではないと認めざるを得ない。
トレーニングは苦手だが、大自然が好きで好きでたまらない!がぴったりかな。