together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

4月活動記録@南阿蘇

セラピスト1名訪問で、25名の施術をおこないました。

仮設住宅二か所二日間、ケアサービス内での活動二日間、でした。

来てくださったみなさま、ありがとうございました。

 

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久しぶりの施術でコリコリの方もいらっしゃれば、

運動や体操などを継続され、順調に体が整ってこられている方も。

他愛もないお話をして、トクセン、アロマトリートメント、クラニオセイクラル、などの施術をその方のご様子に合わせて提供しました。

 

食べてきたモノ、考えてきたこと、感じている気持ち、全部そこに現れています。

大丈夫といっても体はそうではないこと、

ここがしんどいといっても体は別のことを話していたり

体は正直だなあって、勉強になります。

 

だから何だっていうわけではなく、そうなんだねえって。

 

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2年前、初回の震災が14日、本震が16日、におこりました。

今年もその日にむけ、テレビでは復興状況を伝えるニュースが相次いでいました。

昨年の夏には崩落した阿蘇大橋の近くに、阿蘇長陽大橋と戸下大橋という二つの橋がかけられました。

そこを長陽大橋ルートと命名。スペクタクルな眺めに度肝を抜かれます。

しかし応急なので、いづれ変わることもあるのでしょうか、今はわかりませんが。

国道57号と325号が最短で繋がり、市内から南阿蘇への移動はかなりの時間短縮になりました。

 

それ以外にも、自力で自宅再建ができない方への行政の相談、雇用促進、病院の充実、熊本城の再建、などなど

本当に少しずつ少しづつ進んでいっているのだろうと。

 

熊本市のHPにもあるのですが、復興計画書を読みました。

復興重点プロジェクトの一番にあがっているのが「一人ひとりの暮らしを支える」

時間もエネルギーも必要でしょうが、

「一人ひとりの」

そうであってほしいと願います。

 

 

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皆さまそれぞれに大きな変容を余儀なくされてきました。

「住処」の今後の見通しをつけること、気持ちとのおり合いをつけること、

どのように選んでいくのか。

 

80代の一人暮らしの女性が自宅を再建、一から立て直すという決断をしたり

親戚や子供をたよって他県へ引っ越しをしたり

断層を避けて同じ市内の古民家に移住しはじめようとしたり

それぞれです。

 

お会いするたびに痩せて眠れなくて、どんどん痩せてあっという間に老け込んでしまわれたかたも

地震直後の状況よりも良い、と顔をみせてくださった。

 

それぞれが

それぞれに、何かをつかんで腑に落とし

気がつかないほどの希望を胸に、今までを過ごしてこられたのでしょう。

 

みなさまお一人ひとりの幸せと健康を心から祈ります。

 

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