together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

1月活動記録@南阿蘇

霜が降りるほどの朝を迎えても

年があけたての空気はまだ温かかった。

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セラピスト1名で28名の方を施術させていただきました。

お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

 

空き家が目立ち始めた仮設ではご予約が埋まらなかったり、

時間の経過相応の変化を肌でも耳でも感じる滞在でした。

 

玄関に飾った小さな門松のお宅も

8月までには全員が退去の決まりです、いまのとこ。

 

斜めになった土地を平らにして、整地のあとに家をたてていく、一から。

無事な2階をそのままに、土砂をかきだした1階のリフォームに取り掛かる方も。

同じ場所では無理なので、農地を住宅用地に申請する手続きから。

 

お一人お一家族の事情と希望と願いを形にしていく作業です。

夏までに家がたち、引っ越しができる、

もしくは生活のめどがつき確実な行き先がある、そう願わずにはいられませんでした。

 

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もちろん、続々と新しいことにチャレンジし

1時間の施術中ずっと新企画のことを語ってくださる方も。

夢をもって、希望をもって、よりたくましくなっておられる様子から

逆にパワーを分けていただきました。

 

当初は疲れているお背中をほぐそうと思っていたものの

最近は「大丈夫です~」という方のほうが増えて参りました。

元気なご報告、したくなりますよね。

うれしい、ほんとうにありがたい変化です。

 

その歩いてきた道のりが、想像もできない努力と忍耐、孤独と我慢に支えられているか知る由もありません。

 

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野鳥の観察は冬が最適といいます。

葉がおちて背景が澄み切った空気のほうが小さな存在もみつけやすい。

チチチチ・・・という可愛らしい声。

しかし人間が聞く鳥の声の意味、ほとんどは

「人間がいるぞ!用心用心!」という意味だそうな。そりゃそうだ。

警戒されているけど声のほうをみると赤や白、黄土色に黄緑、

アースカラーのきれいな小鳥たちが細かい小枝を行ったり来たりしていました。

 

見つけにくい鳥に出会うとワクワクときめくのに

でかいキジタが低空で目の前をバサバサ飛んでいく姿には興冷め。

撃たれないからなわばりをパトロールする姿も貫禄たっぷり。

昨年より一回りでかくなっている。冬に備えて?豊かな畑に住んでいるものね。

 

鹿、猿、猪、・・いると聞くけれど、なかなかお会いできませぬ。

 

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星。

圧倒的な夜空をゆっくり帰る道すがら

こういうときに冗談みたいに流れないかしら・・・って思ったらサーって小さな星が藻屑になった。

はかない

 

いのちもそうかな。

だから輝くしかない、誰も見て無くても、だれに見付けられなくても。