HP用の写真撮影をしていたら、ぐんぐん太陽が顔を出してきた。
一枚上着を脱いでもあるけそう、そんな散歩の空気に誘われて日比谷。
日曜日の街はどこかゆるんでいる。
ベンチで休みながら歩いている年配の方も、
袖をまくり上げて鳩を追い回して大笑いしている子供たちも
そして、周りの景色は目にはいってないであろう、見つめあうカップルたち。
数え切れないくらいのチューリップの芽、3センチくらいかな、空にこぶしを突きあげていた。
花壇という花壇に数え切れないくらいの新芽が、いまここ、といわんばかりに。
真黒な冬という闇をこえ
確実に着実に、季節は巡るのである。
誰に教えてもらうわけでもなく。
内在するひとつの指針に素直にすすむだけである。