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こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

辰年に寄せ、漢字

辰年は、干支では五番目。
だいたい午前七~九時ごろ、八時ですね。
東南東を司ります。
 
この「辰」の成り立ちは、国語辞典によると
二枚貝が殻いている形を描いたとか。
蜃(おおはまぐり)の原字だと。
 
水辺に関係することが連想されますね。
蜃気楼、水の上に現れる彼岸の幻。
みずち、とも読み、想像上の動物を意味します。
 
 
訓読みで、たつ、とき、ひ。
音読みで、シン、ジン。
 
とき、は日々の読み。
天体(太陽、月、星)の総称。
辰星(しんせい)。
旧暦三月の異名、辰月(しんげつ)。
 
 
晨(あした)、も刻や時間の流れを。
晨け(よあけ)。
 
 
身体に関すること。
唇、脣(くちびる)
娠(みごも)る、(はら)む
溽(むしあつ)い
辱(はずかしめ)る、(かたじけな)い
膿(のう、うみ)
 
農(たがや)す、(のう)、が出てきました。
神農祭りは11月23日ごろ。収穫祭ですね。
耨(くさぎ)る、(くわ)、(す)く。
鍬のことで、草を切る、らしい。
雑草を取り除くとき、一文字で書ける。
 
儂(わし、われ)、男性の自称のこと。
 
宸(のき)、軒先と同じ意味ですが、
天子の住まう家、天子に関する冠する語。
となれば、
褥、蓐、(しとね)、は敷物だけど天子の?
やはりこの世のものではない字にあたる。
 
 
濃(こい) 色や味が濃いことだけど、(こま)やか、とも。
 
賑(にぎわ)い ほどこすという読み方も。
 
振(ふる)う、(すく)う、救うに通ずる。希望がある。
振恤(しんじゅつ)という言葉があり、
恤は、あわれむ、うれえる、めぐむ、の意。
恵み救うということでしょうか。
使ったことないなー。
 
震(ゆれうごく)、(ふる)える、(ふる)う。
震えおののく、驚く、畏れる、の意。
 
元旦から納得です。
震にのまれそうになったら、
辰という字を手のひらに書いて飲み込む、を3回やりましょう。
飲む飲まれる、同じことだけどね。
 
 
 
辰、は龍に通じるので番外編。
瀧(たき)、滝(たき)
 
朧(おぼろ)肉付き、という点で親しみがある。
 
聾(ろう)龍の声を聞いているのでしょうか。
 
壠(うね)(つか)(おか)
壟(うね)(つか)(おか)畑に関わる意は土。
 
襲(おそ)う、(かさ)ねる、不意打ちという意。
(つ)ぐ、跡を継ぐと同意。
重ねるという意味は、重ねたころも。
桜襲(さくらがさね)というものは、
表は白、裏は濃い葡萄染(えびぞめ)のこと。
色を重ねているのでしょうね。
春の言葉。
 
 
竜(たつ)(たき)
将棋の飛車が成り駒で竜王と。
藤井八冠にも期待。
 
 
 
辰年は過去に、争いや大きな出来事、選挙、が多かったそうです。
戊辰戦争東京オリンピック、など)
 
どんな一年になるでしょうね。