セラピスト1名の訪問で23名の施術を行いました。
来てくださった方、初めましての人もいて、今回もありがとうございました。
今回は仮設に着いたとき予約表には2名しか名前がなく、
ああ・・・ いよいよボランティアの終焉が見えてきた、と感慨深かった。
お越しくださった方々のそれぞれの選択、仮設からつぎの生活の場へステップを進め
新しいスタートに心からエールを送りたい、そうしみじみしていた。
ならば本日はのんびりかな、と思っていたら
なじみがなかった通りすがりの方々がどんどん顔を出してくれた。
そして予約を超えて最後には小学生に施術し無事に終えられた。
ありがたいことでした。また来ていいのかな、とほくそ笑んでしまうのであった。
仮設は出ていくひとがいる半面、分散して作られた仮設を集約していく方向にある。
借りあげの土地の賃貸料金を払いながら仮設を維持していくのは不経済だそうで、
公営の土地に立っている仮設へ集められてくるという話を聞いた。
引っ越しとなるのは、これもまた大変なご苦労でしょう。
しかし皆さんは全国の被災地の方々のことを気にかけていた。
こちらも余震がまだ続いているけれど、停電もなく水も出ている、と今ある状況に感謝の言葉をおっしゃる。
この優しい気持ちが隅々まで、日本も超えて、世界へ届きますように。