together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

作家のみている世界

お香のクラスで知り合い、半年共に学ぶ仲間にキャンドル作家の女性がいる。

誠実でゆっくりと言葉を選ぶ初対面の印象とはまた違い、もっと柔らかい空気を演出できる色の使い手だった。

キャンドルといえば、毎朝つかう白いシンプルなものぐらいの知識しかほとんどなくて(仏壇用でしょ!)

ふうんー、とした印象しかなかった。がしかし。

大きく予想を上回る美しい作品の数々、試作品だけでも高い完成度。

そう、熊本地震の追悼用にと、いませっせと作り続けてくださっている。

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災害のことを思いだす日だけに、この一年の気持ちがあふれてくる方もいらっしゃるでしょう。

そういうあらゆる感情に、この淡い色が溶けてゆきますように。

どうぞ彼女の手からこぼれる優しさが、キャンドルを目にする方々の燈明になりますように。

 

 

ご厚意で、mabulの飾り用のキャンドルもつくってくださった。

なんて可愛いいんだろう~。嬉しい~。ありがとうございます~。

 

星読みでも、みなさまの心にあかりがともりますように。

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暗いのでわかりにくいですが、蝋を星形に抜いたこまかい金平糖のような仕様です。

 

 

 

3月の活動報告@南阿蘇

弥生の早春、まだまだ寒波は居残ります。

毎朝表情を変える阿蘇山には心を打たれます。思わず合掌したくなる雲海。

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このたびの滞在は4泊5日、延べ32名の施術をしました。

うち1名は動けないとのことでご自宅まで出張してきました。

 

日本において3月は年度末、ということにまつわる別れと出発準備の時期。

物事の切り替え、身辺の整理にも適した。

そういうお話もうかがえるかな、と思っていた。

皆様はそれぞれに岐路を自覚され、受け入れようとしてはほうりだしてみたり、抱きしめ味わってみたり、味わい尽くしそっと手放したり・・

それぞれの時期が、それぞれに訪れる、その自然な成り行きにそういうふうにできているんだと納得したり。

年末ころに行われた健康診断の結果を話してくださる方もいて

お体のことを知れて安堵したり、やっぱりとおもったり、いつものことですが体と心の密接な絡み合いの妙を美しく感じました。

 

来月、熊本地震から一年を迎えます。

春になったら考えようと思っていたことを、改めて考えていました。

昨年6月から始めたこのアロマのボランティアは、月単位でつないできたこと。

受け入れてくださる方、サポートしてくださる方があって続けてこれたことでした。

そして、変化を感じながら継続するという自分への挑戦もふくめ。

 

いつのころからか、ああ、みなさんの体が触れられることに慣れてきているな、と感じていました。

体の声、痛みや症状、意識の向け方、私たちから聞かれることで思いかえされていたこともあったかと。

完璧ではない、けれど、今の自分でどうしたら心地良く過ごせるか、仕事ができるか、人とつきあえるか、

問われるたびにふり返り体に気持ちを向ける、そんな時間をひと月おきにわずか1時間でも持つことは

予想を超える変化を皆さまの心身へ起こしていると感じました。

 

自画自賛ととらえられるかもしれませんが、私でなくてもだれでも起こせる変化です。

関わること、信頼するということ、改めて見つめなおし今後のことをぼんやり考えていました。

あるひとりの方からいただいた言葉をシェアさせてください。

 

マッサージに夏ころ一度おいでになり、しばらくお顔を見ることはありませんでした。

冬に入るころから毎月きてくださっていました。

勤務後のつかれたお体だったり、お休みできれいに髪を整えてこらえれたり、

彼女の朗らかなお話しぶりや、こちらへの気遣い、とても温かくお会いするのが楽しみでした。

彼女は同行のℱさんに話してくれました。

「たいていのボランティアの方は、一か月か二か月で帰ってしまわれる。」

「でもこうしてずっと来てくれるとは思っていなかった。」

「必ず来てくれるから楽しみになった。」

 

 

1995年、阪神大震災を経てこの年はボランティア元年になりました。

そこから学んだことを、どうやって継承し生かしていけばいいでしょう。

一人の人間は生きても80年。多くのことを学んではとりこぼし、また痛い目にあっては拾って伝えていく。

とうに人生の半分を折り返し、私が体現していくことは忘れないことだと腑に落ちました。

忘れないこと、目をそらさずに見つめ続ける、ただそれしかできなくても

思いが形や行動や、だれかに拾ってもらえるものになるかもしれないという希望を信じることが、いまここにいる手ごたえとしてある。

なぜなら、こうして拾ってもらえたことが還ってきたから。

 

 

関わり方に正解はなくて、一か月や二か月で十分なボランティアもたっくさんある。だらだらと通うことが良いともいえません。

「忘れられていない」ということは、どんな立場の人でもうれしいもの。

災害後に生じる置いていかれる感じ、は忘却と紙一重。

自分と同じ大きさでひとつの現象をとらえキープすることはとても難しいし、期待することでもない。

同じ災害にあったもの同士でも、同じ気持ちでいることは難しい。

自分が最後尾だと思う人がいても、伴走者がいたり、声援が飛んで来たらまだ走れたりする。

 

 

なので、今後は年単位で活動していくことを決めました。

不思議と今まで感じていた遠慮はなくなって、どんどん「help!!」と言えるようになりました。

 

熊本地震から一年を目前に、仕切り直しの決意表明と共に。

 

まだまだ、皆さま、お付き合いねがいます。

そして、温かいサポートを今後ともさらにさらに、よろしくお願いいたします。

 

 

花びらを散らしはじめ、結実に向けて動き始めている梅。

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修復に着工し始めた熊本城。

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2017年1月活動報告@熊本

年も改まり、睦月。

 

予想通りの寒さにおいうちをかける寒波。

田畑からは霜柱がせり出し、山頂にかかる雪雲は重く動く様子もない。

凍り付いて開けられない窓から見える空には、途切れることなく雪が舞っていた。

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今回の滞在は6泊7日。うち、1日は下野の仮設住宅へ、1日は休日にした。

マッサージは全部で40名施術(うち、仮設では9名の方を施術できた)。

「お年賀」として、アロマ石鹸を仮設で施術した方へお配りした。その提供はgattoさまより。ありがとうございました。

現在のところクラウドファンディングは寄付なし。

 

同行のℱさんはタイ古式マッサージをさらに深めるべく新たに習い始めており

今回の施術でもストレッチに新しい方法を取り入れていた。

オイル、リフレ、ヘッド、さらに彼女の技術が向上することで幅広いケアが提供できると期待。

 

私はアロマセラピストです、と銘打っていたものの、限られた時間を充分ケアに充てるときは

一番にトクセン(木槌を使ったタイ式のマッサージ法)を選んでしまうため、「トントンする人」という認識のようす。

 

兼ねてから雪対策、寒さ対策を意識していたけれど、想像以上に南阿蘇は寒かった。

部屋を暖房で温めるのだが、どうしても時間がかかってしまったり、洗濯ものが乾燥をかけてもなんとなくひんやりしていたり。

朝晩は道路の凍結があったが、スタッドレスの車にしたので安心して出かけることができた。

 

ボランティアで仮設住宅でのケアをつないでいただき、今回は一日滞在ができた。

事前に予約表を仮設の公民館に張っておいた、とのことだったが前夜の強風で吹き飛ばされており

予約状況がまったくわからないままマッサージスタート!

天井の高いできたての公民館は一部が畳敷き、一部が大きなテーブルとイス、広いトイレが一か所、簡易キッチン、とコンパクトな仕上がり。

 

畳の部分に座布団を引いてマット代わりにしたが動いてしまったり(てっきりベッドマットがあると思っていた)

掛物がなくて(てっきり毛布ぐらいはあるものだと思っていたので持参せず)着ていたダウンジャケットをかけたり

ペットボトルで湯たんぽを作ったり、即席の工夫でどうにか形を取り繕った。

 

予約時間を覚えていてくださる方は時間通りに来られたり、お電話や公民館の前を歩く人に声をかけたりして

夕方までほぼ途切れることなく9名の方が足を運んでくださった。

地震で天井が落ちてきて頭を挟まれた、など当時のことを詳細に話される方から

今の生活や長い今までの人生を語る方から、うとうとされるかたも。

ガチガチに固まっている方もいらっしゃれば、フニャっとからっぽな感じの方、まだごちゃごちゃとしている方、

皆さまがそれぞれのままで来てくださった。

 

なんだろう、髪の毛穴が引き締まるような思いで一日を終えた。

お掃除をして片づけ、外に出たら何筋もの龍雲がでていてようやく息ができたような気がした。

 

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初めてまとまった時間と人数を仮設で行ったので、今後の改善点や持ち物などたくさんの課題が見えてきて

何事も一歩一歩なんだなあ、と改めて関わる意義を見つけた気がした。

 

仮設住宅での外部からの活動依頼は簡単じゃない。

ニーズがまずあるのかどうか、どこからそれを拾うのか、どんな形で顔を知ってもらうのか、安心してもらうのか。

活動場所をお借りするのも、管理してくださる方や使われる方の信用もいただかなければならない。

そのためには、こつこつした地道な関係作りが不可欠で、自然と実績になるようなことを続けることが必要になる。

ここのご縁があったのも、今までがあったからだなあと

いつも受け入れてくださっている方々、サポートしてくださっている方々に、感謝の気持ちがじわじわとあふれてきた。

 

おおむね施術を受けられた方々は、きもちよかったよ、とおっしゃってくださった。救いです。

 

 

6月から継続してきたケアサービスセンターのスタッフの方々は、もう慣れてくださって挨拶もそこそこでスタートできる。

そして今回特に痛感したのは、みなさんの変化。

体の反応はもちろん、表情や、声、どれをあげても半年前とは大違いだったということ。

始めてうけてくださったかたは強い好転反応に戸惑い、困ったこともあったけれど

おおむね続けて受けてくださっている方の健康状態はキープ、もしくは少し上向きな印象だった。

(ちょっとドヤ顔)

 

皆さんの中にもちいさな春が、始まりが、皆さんのペースで花ひらいてゆきますように。

 

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day-off ☆彡

お休みの前日からもうお休みはやってきていて、ℱさんと地酒を温めて酌み交わす夕べ。

力いっぱいやるべきことが用意されていることを力いっぱい楽しんでできる、

その労働というにはあまりに充実した時間を「仕事」と呼ぶことができればいいんだけど。

 

遅く起きた朝、重く垂れこめた雪雲と身が縮まるような寒さ

じっといのちをためておくしかないだろう、というくらい身動きができない

これだよね、これがないと、春がこないよね、

と寒さを喜ぶ言葉は、春を予感しているからかもしれない

 

2015年に友人らと訪れた幣立神社と阿蘇神社へご挨拶。

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吹雪でも参拝の方は絶え間ない。

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湧水の場所では英語圏の方も。

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この樹、大好き。ℱさんです。姉妹に間違われたけど・・・光栄です。。

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阿蘇山をぐるっと反時計回りにドライブし阿蘇神社へ。

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完璧な美しさを備えた邸はすべて撤去され、存在感抜群だった御門のあとは工事の囲いで覆われていた。
そう、ここでみんなで大祝詞を唱えたんだよね。

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どこの湧水をのんでも温かくてそれぞれの味がした。

柔らかくてなめらかで、食道を内側から撫でられるような優しさ

からだが喜んで取りこんでいくのがわかる。

 

参拝を済ませたら晴れ晴れと青空がのぞいた。

気持ちもはればれと、ずっと遠くまで呼吸できるみたいに。

 

道の駅巡りをして、いい顔した野菜たちに会って、めるころパンによって、月廻り温泉で汗をかいて

ちゃんとご飯を作って、たっぷり食べて、元気になってまた明日から新しい朝を楽しもう。

 

メルコロパン

パン工房|南阿蘇 素材のみる夢 - めるころ

 

 

月廻り温泉 

ホーム - 月廻り温泉館

 

12月の活動報告@南阿蘇

師走 

 

時候の挨拶にぴったりの寒さがやってくる冬の訪れ

なだらかな外輪山の山肌が黄色く輝き、草葉の間に残るのは骨ばった幹と枝

こうして瞼が閉じるように時間を受け入れていく変化を眺め

昼の時間が短くなる様子を肌で感じることができる

 

今月は3泊4日、マッサージ師2名にて、スタッフ等27名と、入所者の方3名を施術できた。

私のアナウンスが遅れ、仮設住宅へ出向くことはできなかった。

クラウドファンディングは寄付なし。資材は十分足りており追加無し。

 

シーズンなのかもしれないが、インフルエンザに罹った子供さんを持つお母さんが多く

インフルエンザじゃないけど体調不良の方も多かった。

そのためのキャンセルも相次いで、お顔を見られないこともあり残念だった。

 

気にかかっていた方から急きょ予約をいただいてお話を伺うことができたり

初めてお会いするにもかかわらず、深い扉を開けてくださる方もいて

脳の3分の1は変性意識で、そこと交信していたような気分

 

皆さんがおっしゃっていた、悲願の道路復旧。

阿蘇と市内をつなぐ俵山トンネルルートが12月24日には開通する見込みとなった。

う回路であるグリーンロードは冬に凍結する。

峠越えになるため通行が困難に。毎日の通勤路としては厳しい道だった。

このトンネルができれば、救急車も物資もスムーズに入ってくることができる、まさに命がけの道になる。

 

職員の方々が十何時間という夜勤を挟んでお仕事をされており

疲労した心身での通勤がどれほどの負担かは聞いているだけではわからなかった。

そう、我々マッサージ師が帰る日は朝から重ための雲がまだらにたれこみ日が差しても寒さがつのった。

みぞれ交じりの雨が降るなあと思っていたら、事務の方から一報。

グリーンロードで車のスリップ横転事故。通行止めになったと。

帰りのフライトは夜だったが、通行再開の見込みはグリーンロードが降雪のため不可。

とにかく早く市内のほうへ出て、と背中を押されるように帰り支度。

ボランティアの方や皆さまへすべての後片付けと洗濯を丸投げ。すみませんでした・・

 

ノーマルタイヤのタント君を励ましながら、先導されつつミルクロードへ向かった。

細い山越えの道路は渋滞が始まっていたが、昼過ぎに山から市内へ向かう道は比較的すいていた。

皆さまの迅速な判断で無事に山を越えることができました。ℱさん、安全運転ありがとう。

振り返ると外輪山にの頭にどっしりと雪雲が居座ってるのがみえました。

 

事務長さんにうかがったのだが、南阿蘇は俵山トンネルルートができてよかったが

阿蘇市のほうはまだ困るだろうな、と。

阿蘇市と市内を結ぶのはいまはミルクロードだけ。

ミルクロードはグリーンロードよりも標高は低いけれど迂回道であり山道。

交通不便のまま冬をしのいでいくのは大変だろうな、とおっしゃっていた。

 

知らないことばかりで言葉を失ってしまう

 

急ピッチで進めた仮設住宅や道路建設に携わる人々

その家に避難所から引っ越してすべてがまた新しくスタートする人々

がれき、とよばれる家を更地にするために呼ばれた人々

壊される家を見つめる人々

 

家も、家族も失った人

仕事と家族を授かった人

 

災害があってもなくてもライフサイクルはくるくると回り続ける

それぞれのステージをつなぐ架け橋が

煌めく虹色でありますように

 

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雪の日の朝、阿蘇を背景にかかる虹

 

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トリートメントルームへようこそ

こちら、毎月少しずつ快適さを増している施術ルーム。ℱさんバージョン。

カラフルなタオルがまた彼女らしい雰囲気を醸し出しています。

支援物資の毛布やタオルもバッチリ利用できており、広い空間を十分生かしています。

さすがに段ボールベッドに二人が乗っかるのは微妙なので布団で、と、この形に落ち着いた。

ℱさん得意のリフレやデコルテのアロマオイルマッサージはほんのりと精油の香りがお部屋にも。

「イランイランの香りが残るとムラムラしちゃうかしら~」と笑う。

そう、日中は施術ルームでも、夜はボランティアさんの寝床になるから。

まあ、それならそれで、良いかもしれません。

 

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こちらは和室で私のトクセン仕様になっております。

コンコン木槌をたたいても、階下やお隣へはそんな気にならないとか。

安心して畳の香りとともに施術することができます。

 

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贅沢な2部屋使い、いつも皆さまのご厚意に感謝です。

ゆったりとした音楽を準備して、来月もご予約お待ちしております。

 

 

11月の活動報告@南阿蘇

霜月 

 

霜がしっとりと降りた落ち葉をふみふみ、滞在中の日課である朝の散歩

どこもかしこも、草という草、樹木という樹木

それぞれにすっかり衣替え

遠くにのぞむ山肌も  ドライブで抜けるグリーンロードも

これぞ紅葉といわんばかりに秋の色に染め上げられていた。

 

マッサージ師2名で、11月の施術人数28名、体操教室2名、ショートマッサージ2名。

クラウドファウンディング、10000円いただきました。

(10月の研修でいただいた分は10月中に消化)

多数の方々から温かい言葉と励ましをいただきました。

今回もありがとうございました。

 

今月から、私たちのマッサージの担当者が、勅使河原さんにかわりました。

日程、施術時間、スタッフの方々への相談やアナウンス、マッサージシフトの調整、

ベッドパッドのお洗濯始末からお部屋の掃除まで~なんでもかんでも頼んでしまっています。

こまごまと調整いただいて、とっても助かりました。細やかな心配り、ありがとうございました。

今後ともお世話になります!

 

副ホーム長の松尾さんには、ご自身のお役目に邁進していただけるし

適材適所がさらに進んだように感じました。

福島の余震しかり、絶え間なく上がる阿蘇山の噴煙を気にしながらも

少しづつではあるけれど、新しい道を見出しつつあるように感じました。

6月から触れてきた皆さまのお体と心からもそれは感じられました。

 

今回は都合がつかず、仮設住宅へ行くことはできませんでした。

仮設からお仕事に通いつつ、マッサージに来てくださっている方もいらっしゃるし

現地へ行くことだけがボランティアではないことは理解していても

そこからなかなか外へ行けない方にお会いできなかったことは、少し気がかりでした。

 

介入者の満足ってなんでしょう。

何か行うときに介入される側のニーズがなければ、なにも生まれないということ。

発心のないところに、修行も学びも、もちろん悟りもない。

 

なにをよすがに行動しているのでしょう。

 

はい、まだ答えはしっかりつかんでいるから大丈夫。

 

毎月お会いできるのを楽しみにしている方から

新しくお会いできたというワクワク感で出会える方

 

受け入れていただけることの喜び

もうしばらく感じさせていただきたい、と願うのでした。

 

 

 

 

以下、個人的な感想・・・

 

味覚の秋!どんな食べ物でもおいしい南阿蘇ですが、今回はキノコ!

事務長さんお手製なめこ、ぺったりしっとりしたヒラタケ、

原木育ちのシイタケ、どれこもれも巨大!肉厚!存在感抜群!メインディッシュ!!

サトイモもまだまだ、サツマイモはこれからさらに甘くなるらしい

そして、日本人の心、新米!お米が立って炊けている!立っているまま食べられる!

どんなに疲れていても、わたし達は何人家族?というくらいもりもりと自炊し大地の鋭気と共に食べつくしている。

そして、コロコロと二人とも豊かに肥えていくのでした・・・・

 

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