together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

2019年10月 活動記録@南阿蘇

よな、熊本弁を一つ覚えることができました。

f:id:kosui278:20191025075422j:plain

セラピスト1名訪問、仮設二か所、ケアサービス、ご縁の方、37名施術させていただきました。
来てくださったみなさま、お時間を作ってくださりありがとうございました。
この活動にいつもご支援をくださっている皆さま、
おかげさまで無事に活動を終えることができました。
この場をお借りしてあらためて感謝申し上げます。

f:id:kosui278:20191025080106j:plain

震災からちょうど3年半を迎えました。
国道28号線が9月に開通。空港から5分早く到着することができるように。
感慨深いね、と言葉は少なくても「やっと」のニュアンスは伝わってきます。
家の近くに行くと涙が出るという声と身体、復興祭で活躍する東海大生、
あの時と今を同線上にとらえる心でありたいと思いました。

f:id:kosui278:20191026142329j:plain

今年の8月に仮設は集約されるとのことだった、が未だ進まずでした。
お住まいの方は2,3割ほどになっている。
しかし生活拠点と関係性をまた移動させるのはどなたも望んでいないだろう。
その思いが叶ったのかどうかわからないが。同じお顔を見れる喜び。
自宅へお引越しされお会いできないのもまた喜び。

今回で仮設訪問はもうお終いと思っていたけれど
「今後はいつくるね?」と聞かれたのでまた来年とお返事した。
来てくださる方がお一人でもいれば、いこうかなと決めました。

パジャマで日中過ごしている人が、着替えて出てくる。
身体をほぐされにこやかにお喋り。
そんな時間をご一緒させてもらえるのは嬉しいな。

f:id:kosui278:20191025075633j:plain

滞在先の久木野はそばが美味しい。
おりしも満開の白い花に迎えられました。
日に日に茎は根元から赤くなりグラデーションを深め、実が肥えていきます。
地元の方にお聞きしたら、
真夏の一番暑い日に種をまき、霜が降りたら刈り時だと。
季節を肌感覚で植物と大地に繋がっているからこその形容にうっとりと聞き惚れます。

f:id:kosui278:20191026142944j:plain

時々、温泉まで自転車を走らせる。
地熱と水から英気を養うと何でも大丈夫って思える。
小花が笑ってる。小鳥が逃げずにそこにいる。
当たり前のことは実は当たり前じゃない。

f:id:kosui278:20191026142917j:plain

ここからどこへいこう。
モグラにも聞いてみたい。


よな、は火山灰のことでした。