together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

7月の活動報告@熊本

文月、吉日

梅雨明けした南阿蘇はどれだけ高原気候になってすがすがしくここちよいだろう!と胸躍らせ熊本空港。
さあ!と外に出たら土砂降りの大雨。

事務所では「ずうーっと晴れて暑かったよ~」と言われ。
おやおや、龍神の御ひざ元でそんなことを言われるとは、と思いつつも大歓迎の洗礼をうけ活動開始。

 

今回は宮崎在住のタイ古式マッサージをされるAさんがワンデー参加をしてくださった。
初めてお会いするとは思えない温かい笑顔。5人の施術予定。
わたしもAさんから施術受けたい・・・という言葉を飲みこみコーディネーターの方と消えていく背中を見送る。
Aさんのサロンはこちら。http://b-u-a.com/

今回の滞在は二泊三日と短く、一人でも多くの方に施術を受けていただきたいと予約表も作成。
トクセンとアロマトリートメント、タイ式ストレッチなどのコンビネーション。無事に予定以上に12名を施術。

一か月前とは違うお体とお心の状態を手から肌から感じつつ、どれほど皆さん頑張っているんだろうと。
がんばってきたんじゃない、頑張り続けているんだなあと。

 


施設の方がまとめた報告書をいただいてこの3か月をシェアしていただいた。

阿蘇登山道はもとより、阿蘇大橋、俵山トンネルが崩壊。
熊本市内との連絡道をほぼ絶たれ陸の孤島となった南阿蘇
かろうじてつながるWi-Fiなど駆使し専門職ボランティアとコーディネーターを要請。
ライフラインはほぼ機能停止。

無事だった湧水を汲み生活用水を確保、ガスはプロパンだったので残りで対応、発電機を求め奔走。
安否確認のとれない方、在宅対応の方、利用のなかった方も
一人では生活が厳しい近隣の方々も受け入れ、何倍ものエネルギーで利用者さんを支えた。
そして益城町西原村の隣にもかかわらず遅れる支援だけでは持たないとの判断で
自力で「みなみ阿蘇福祉救援ボランティアネットワーク」を立ち上げる。

SNSやネットでの呼びかけに全国から有資格者が手弁当でやってきた。
介護看護ボランティア実数305人、延べ人数は1206人と。
そして三か月の時間が過ぎて、徐々に元の状況に戻りつつある。
そのお心の中はわからないが、7月いっぱいで介護看護専門職のボランティア受け入れは停止する。


走り続けてきた職員の方々もいわゆる「被災者」。
自宅や家族、自分自身を後回しにしてきたどこかで体の不具合に気が付き始めている。

こんな状況でわたしは「体の声を聴きましょう」などと平和な言葉を口にする。
みなさんの苦労の片鱗も知らない私の声を聞いてくださる。
どこまでも受け入れようとしてくださる。
そんな思いもビシバシ感じながら厚かましくも皆さんに宿題も出す。

「次の施術まで深呼吸、腰と首・肩回し、毎日やりましょう。歩きましょう。来月またお体を見せてください。」

皆さんがもう結構とおっしゃるまで、もう少しかかわらせてください。

 

6,7月を合わせたクラウドファンディング、32000円でした。

すべての資材(アロマオイル、ジェル、など)

提供はgattの橋本先生より。

gattoファクトリー - gattoアロマテラピースクールの小部屋

マンパワーの提供は宮崎からAさんのマッサージ。

 

本当にありがとうございました。

8月以降はマッサージ師がもう一人増えての活動になります。

みなさまの温かいご支援、引き続き心よりお待ちしております!

 

 

 

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茶色がすこし広がっている阿蘇山

 

 

なんちゃって、クラウドファウンディング!

先日のブログで大切なことを書き落としていたので、告知しておきます。

 

クラウドファウンディングしてくださる方々へ。

こんな個人の想いを組んでくださってありがとうございます。

愛すべき奇特なみなさま。

私が皆さまへ提供できることを提示します。

 

☆資材でのクラウドファンド

私はナードジャパンでアロマセラピストの資格を取得しております。

ナードジャパンが使用を許可できるランクの物に関してのみ受け付けます。

申し訳ありません、私の責任の下、受けてくださる方への最大の配慮を、という意味ですのでご理解ください。

資材をご提供いただいたのちに、どのように使用したかを報告いたします。

その際に、ここでこういう活動をサポートした、ということをプライバシーが守られる範囲で公表していただいてもかまいません。

 

☆人力でのクラウドファンド

マッサージなどのキャリアが十分にあり、営利目的ではなく純粋に柔軟に対応できる方。

受け入れ側のご希望を優先して調整します。まずはご一報ください。

 

☆現金でのクラウドファンド

お心、ドネーション、善意、どんな格好でも結構です。お待ちしています。

5000円までのかたへは、私がその方の健康と幸福を1週間、毎晩決まった時間にお祈りいたします。

10000円までの方へ、私の持っているアクセサリーで、まだ元気があるものをお送りします。(ピアス、ネックレス、など。こちらで選択します)

50000円までの方、そのかたのホロスコープを作成しセッションを対面で行います。自由ヶ丘の「nucafe」にて。金額に応じて時間調整します。

それ以上の方、私の展開するアシスタンスの波動ヒーリングか全身アロマトリートメント、いずれも90分を提供します。

初見の男性の方は波動ヒーリングに限定させていただきます。ご了承ください。

 

アシスタンス一覧 

http://mabul-earth.jimdo.com/assistance/

 

ご質問のある方は、HPからメールをくださいませ。

みなさまのお便りをお待ちしております!

 

 

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水と炎の国、熊本

熊本の南阿蘇に行ってきました。
長くなりますが、シェアとお願いを書かせてください。
 
このお引き合わせにたくさんの方々の声かけや温かい後援がありました。
真っ先にカンパをしてくださったスーパーバイザーのM先生、ありがとうございました。
アロマの資材を提供してくださったgattoの橋本先生、ありがとうございました。
個人でもボランティアを受け入れてくださった、みなみ阿蘇福祉ボランティアネットワークの皆さま、施設の皆さま、ボランティアでご一緒した皆さん、本当にお世話になりました。http://shienp.net/mfn 
ありがとうございました。
 
 
2016年4月14日21時26分、都内自宅で突き上げる鋭い地鳴りを感じました。天草に嫁いだ友人にメール。震源熊本市内のほうだと。
16日1時25分、さらに大きな地震が起きました。
昨年観光に訪れた阿蘇神社、車で通った道、どれも変わり果てた姿でした。
 
関東では熊本のニュースはあまり流れなくなってきていました。
永遠を彷彿とさせる水源や、柔らかな緑、澄み切った風と熱い大地のエネルギーを忘れることはなく「行くことになる」確信がどこかにありました。
 
専門職として老人保健施設やデイサービスに入りました。
 
5年前に運転免許証を返納した方「孫が車ほしいっていうから、やったんだよ」御年98歳。ダンディーな振る舞いにときめきました。
シミ一つない卵のような肌で「東京からいらしたの?あそこは政治の街ね。」と上品にころころ笑うお方もあっさりover 90。
私の履いていたタイパンツをしげしげと眺め「今日はまた違う柄でいいねえ」とニヤリ。女心をくすぐる熊本男児。
94歳の誕生会で恥ずかしがって写真をなかなかとらせてくれない乙女心。ピュアなハートがキラキラしていてこちらが幸せになりました。ろうそくを消す時だけ酸欠にならないか心配でした。。
 
サービスを利用されている方々へ、トクセン(タイ北部に伝わるほぐし療法の一つ)とアロマトリートメント(オイルを用いた優しいマッサージ)をさせていただく機会がありました。
 
利用者さんのお体に触れていて一番強く感じたのは「足るを知る」という感覚でした。
スタッフの方々の細やかな、でもおせっかいではない流れるような対応と、それに基づく信頼、ここは私の居場所、という安心、見知った人の顔、手作りの温かいご飯。
 
阿蘇の噴火も体験なさっている方々です。
激しく荒い天候ゆえに豊かな土壌と水源の恵みを享受し、まさに自然と共にある、凛とした歴史に触れた思いでした。
 
スタッフの方へもマッサージをしましたが、皆さま共通で感じたことは「健全性」でした。
お休みも家族や家の片付けに費やして自分の時間が取れていない方がほとんどで、それぞれに緊張やコリ、張り、浅い呼吸、疲労の蓄積は否めませんでした。しかし皆さんの体の芯には、種火のような決して消えない炎がありました。
 
このような状況にあっても、失われない「満ちた」感覚ってなんだろう、と若干混乱しました。それが自然の中で生かされている肌感覚なんだということに、ゆっくりと気が付きました。羨望です。
 
がしかし、2か月が経過して自覚的なぬぐえない疲労と、もっていきどころのない気持ちは、盆地に吹きだめていても仕方がありません。
 
外の風がふいてもいいな、と思いました。
 
ボランティアネットワークの立ち上げに入った小林さんは京都の方。全国からたくさんのボランティアの風がやってきました。
皆さんの個性的な風が、いろいろな色とにおいを伴って通り抜けていきました。
笑顔と、ひとときの憩いを残して。
 
私はこの風を、気が付かないくらいのそよ風のように、つなげていきたいと思いました。
 
 
これは個人的なことです。
そして読んでくださった方にお願いです。
 
利用者さん、スタッフ、現地の方、またそのご家族たち、への心身のケアとして、マッサージなどボディケアをできる人に声をかけて継続的に介入をしていこうと思っています。
 
 
そのために、確実に地元の方へ関わっていく
なんちゃってクラウドファウンディングを表明します。
 
関東から熊本へ行く時、一人につき交通費が飛行機だと往復で2万円ほどかかります。(荷物、予約時期にもよりますが)
車で来ていただく方のガソリン代、また、レンタカー代、など、ボランティアの足に、みなさまのお心をお願いしたいのです。
ボランティアは時間と技術を提供します。
 
災害援助資金として申請したら帰ってくる援助も公的にある地域もあります。それらもできるだけ活用していきます。
 
読んでくださった方々はすでに多大な援助をなさっている方ばかりかと思います。
もしまだだわーというかたがいらっしゃれば、ご支援いただけると大変ありがたいです。
 
急性期を乗り越えたあとに、細く長く誰かがかかわっていく、そういう緩やかな風を、これからのボランティアでもあたりまえになったらいいな。
忘れていないよという気持ちと
関わるボランティアも、南阿蘇の皆さまの健全な炎に触れることで
自分を照らすことができるようになる、そんな願いを込めて。
 
ご支援くださる方は、コメントを残してください。
個別でご連絡させていただきます。
 
 
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
 
 
7月4日、新月に寄せて。
 
 
光翠 拝
 
 

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終わりは始まり

なないろハウスさんでソウルギャザリングという催しがあることを知り

なにも考えずに参加表明。

一か月前に衝動的にフリーマーケットを決めてしまった、

 

こういうことをやっていくことに、どこか抵抗があって

表に出ることを拒んでいる自分はとうに見つけていた。

自信や確信があるとかないとかではなく、小市民としての活動を模索し続けていた。

 

この場で受け入れてもらって

この人たちと一緒にやれたことを

きっとずっと忘れないと思う。

 

ひっそりと、でも確かに一歩踏み出した。

 

何度でも日が変わって太陽が昇るように

そのたびに何もかもがリニューアルなように

呼吸するように当たりまえのような一歩を。

 

どんな今までも、今日の一歩までに必要だったんだな

 

温かい人たちの小さなお店、手作りの食べ物やアクセサリー

子供たちのはしゃぎ声

エネルギーワークにボディワーク

そして祈りと舞 

音とリズム、躍動する目に見えない方々

 

あらゆるものが始まったら終わりを迎えるように

この時とこのいのちたちを待っていたかのように

 

みなで手をつないで作った光の柱は

すべての色を含んだ光となって

ためらいもなくすくっと空へ伸びて消えた

 

おしまいのあるところは、必ず門出がある

 

そして、私の携帯からも過去のアドレスがすべて消えていた

 

今を生きる、そういうこと

 

 

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秩父、三峯神社と奥の院ハイキング

土曜日は6月の夏日だった。

ベランダの緑を気にしつつボランティアの研修と称した、三峯奥の院ハイキングのため秩父へ前日入り。

 

友人のお引き合わせで、鏡作家の方と打ち合わせ。

PetalsGlassStudio:TOP

沖縄のこと、植物、宇宙や数の話、下ネタもありで、魔女域の女性の豊かさに触れ

なにかまた違うゲートインの予感。

 

お宿は越生の友人宅。

ダンディな友人の夫手作りのディナーと永遠に終わらないおしゃべり。

ここでもシェアリングを通して気づかされ、細やかな心配り以上のお土産を手にした。

 

ハイキングも思わず参加者の人数の少なさに凹みそうになったが

陽気もよく、意欲満々の女性たち。嬉しいなあ。こっちが元気になる!

 

土曜日なので、それなりにバスも山も人がいて。

さわやかな風にふかれて、ゆっくりゆっくり歩いた。

途中の登りはこたえた。山に登らないと山の体力はつかない、と痛感。

 

なんとか無事に奥の院まで登頂。バンザイして記念撮影。

すがすがしさはMAX。たとえ低山でも達成感とおいしい空気。

そして分かち合える仲間。

 

帰りは足取りも軽く、30分足らずで三峯神社まで。感謝のこころで参拝。

神の湯で汗を流しながらぼんやりと振り返る。

窓の外には白いまだらの残るバンビも現れる。

 

おそばをおともにビールで乾杯。

日ごろ取り組んでいることについて、自分のことについて、

取り留めなく話は尽きない。

帰りの車中も、ここまでに至るいろんな人生とドラマがあって

こうやって、同じグループになって、こうして山まで一緒に歩いて、

なぜだか笑いあっている私たち。

 

だからまた、あたらしい気持ちで続けていけるんだろうな。

 

 

 

秩父 三峯神社

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パクチー熱

タイの香りはみずみずしいパクチーの風を含んでいる

そう認識して胸いっぱい吸い込めるほど好きになったのはごく最近

 

暑い国の熱い香草、初めて食べたときはなんだこのシャンプーのような香りは??となじめなかった

でもタイ料理を食べるうちに欠かせないアクセントになって

今では自家栽培にまで手を出してしまうほどにお熱

 

今年のとれたてはもちろんパクチーだけでいただきます!

 

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プロセス志向のヘルスケア

コーマワークからのいざないで、本当にごくたまにお邪魔しているプロセスワーク。

今日はアートを用いた心と体のヘルスケアにヒントをもらいに参加してきた。

 

アートセラピーをどこまで楽しんで、体験できるかな、どんなプロセスが待っている・・・という期待

 

自分に集中していい時間を丸一日とることができるという贅沢

 

身体症状にこわごわとフォーカス

 

私の背景にいるわたしと 取り巻くものたちへの気づき

 

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ずうっとうっすらと風が吹いていた ちいさな竜巻のようななにか、くるくると

 

風の元素という一貫したカラーと見えないけれど、形

 

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粘土で空を表現

 

色や形、何を使っても自分の視点をフィルターにすればそう見える

 

 

 

お庭で光と風をあびて みどりの萌える声を聴き

肉感のたしかな五感を最大限に刺激

創造性が大地の芽吹きとともにスタート

 

この症状の意味は

増強する痛みやこわばり

そのプロセスの行方を

 

自分を見立てながら進んでいく

 

何もおそれることはなく

ただただ、そうなることを受け入れていくだけ