今年は寒さも手伝って桜の花期が長い。
こういうときには声をかけてくれる人がいるもので、普段は入れない場所へも足を延ばした。
日立中央研究所庭園 敷地は東京ドームの4.4倍(こう書いてあってもよくわからんけど広い)の広さに
豊かな森を残しながら美しく手入れされた木々が。
野川の源流、湧水をもっており池には鯉も白鳥も優雅に過ごしていた。
国分寺の名産品を売るブースもあったり、小さな桜フェスだった。
春と秋の一日だけ公開される。
だから順番に咲く花々を愛でることは出来ないけど
広大な敷地は静かな大地と水の気に満ち満ちていた。
開園時間に入って、その乱されていない空気が心地良くてゆったりと散策できた。
エントランスにあった榊の香りが、入園者を祓い清め、帰るころにはみんなが穏やかな笑顔になっていた。
同行者、あまりに萌出る気を充電しすぎて、頭がヒートアップしてた・・・大丈夫だったかしら。。
イヌシデ。
ホーンビームの亜種。そばに大木がないのでのびのびと育っていた。
ひかりがもうすこしあったら、黄緑色の新緑が尾状花序がきっと風になびいて煌めくことでしょう。