together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

2020越生七福神

備忘録とつぶやき。


もはやスタンプラリーハイキングと化した七福神めぐり。
老老男女は健康意識高い系のため新年早々歩くために集合。
お経読んでいる人は誰もいないし白衣コスプレイヤーは籠を被って笛ふいてみたり。

せっせと体を鍛え病気にならず誰にも頼らず
ぽっくり行くまで自分の足で歩いて自分の口で物を食べ自力で排泄できることを目標に
生きることが要求されている。

生きている意味なんてないけど
そういうことを強要されることもないししなくてもいいんじゃないかしら。

七福神めぐりと関係ないことなんだけれど
一年に数えるぐらいでも真剣に祈ることがあってもいいんじゃないかなと。
今まで何とか生きてこられたことへの感謝を。

もちろん強要することではないしするつもりはないけど
神さまがせっかくおいでになっているのに
もったいないやら申し訳ないやら。

そんな(どんな?)思考のベクトルは違うところにとっちらかりつつ
イベントへの参加に興味はないため早々とスタートした。

毎年もれなく快晴ではあるが例年になく温かい。
ほかほかと歩きながら健康な肉体を感じつつあれ?と思うこと多々。

昨年の台風のため橋が流されたので迂回、ほうそうですか。
河原は水が少ないため周囲のなぎ倒されたり流れてきた木がそのまま。

山道からどけられた土砂、護岸した山肌が崩壊しその土砂を集め重機がまだ稼働途中。
林間道路も折れて落下してきた巨木たちと
強制的に流されてきた根がむき出しの切り株。

龍穏寺の向い川側の道路がえぐられ陥没。
なぜか河原の石は青や赤の色がくっきりと発色していた。
縞や刻んだ岩肌が輝いて
一新されたような清々しい顔をしてそこにいた。

一部氾濫した越辺川、凄まじいつめ跡のまま年越し
時間がかかるけれど整備していくのでしょう。
渓谷はかなり浸食され、土砂が流れ込んだ川は濁りがちだろうけど
人の手と自浄作用で清流にもどるよう期待したい。

3時間ほどで回り終え、昼前であったために黒山三滝へ詣でる。
ぐっと霊気が深まり、さすがに祈りの場は気がはっている。
しかしこちらも暴風雨のあと、天狗滝から役行者までは通行止め。
少しの散策も難しいさま、胸が痛む。
道路から心を込めて祈るとさらに飛沫と光が乱舞して眩しかった。

帰り道は別ルートを発見し男滝の上流まで上がって少し山に入った。
ここは台風被害がなかったのか静寂に満ち
シダ類の葉が太陽を求めふわりふわり
午後のまどろむ時間をゆったりと揺蕩っていた。

おみくじは吉。気になっていた家うつりは不振。ちぇ。

歩きながらお野菜やお豆腐を買って駅まで戻った。
24キロぐらいかな。靴下に穴が空いて小指に水膨れもお土産。
羽織がまさかの裏返し!に着替えるときに気がつき愕然。
もう一回やり直しかしら~。

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