together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

剣山、後日談

少々の後悔を。

 

まだやっていたのか旅割。

お買物券を4000円分頂いた。

(そのうえ旅費も割引。税金なのに!!)

24時間以内に使用する縛り。

我々の24時間後は剣山頂上。

使う場所がなく勿体ない。

途中で感じの良いカップルに会って渡せばよかった。

実名入りなので無理だったのだけど。

 

後悔その2。

往復チケットで購入したリフト。

下山では使わなかった。

キャッキャして一緒にお泊りだった女子5名パーティ。

下山はなんとリフトだった。

片道チケット渡せばよかった!

 

無駄ばっかりやん、とモヤモヤ…。

 

 

前日入りした高松。

何の気なしに地図を見ていたら自然食品やさんを発見。

地方の商店街大好きなのでいそいそ出かける。

紺色の暖簾をさっとくぐって入ると

荷台のベッドで何か施術をしている。

??無言でいたら

「あ、ニームですか」とさらにわからない声掛けを受ける。

 

ここはニームにほれ込んだ店主が開いているお店で、

他にもこだわりの品が並べてあった。

どれも知らないものばかりだった。

…ということを後で知ることになるが、

店主も不在で所在なく戸惑っていたものの、

唯一知っていたのがベッドの上で繰り広げられていた施術だった。

ずっと気になっていたCS60 。

磁気のようなもので細胞を活性化させる、ということらしい。

 

定期的に土曜日のこの時間無料体験会を開いている。

なんという偶然に恵まれたことか。

全国でも無料体験会は珍しい。

 

なにせこれは器具を購入することができず

レンタルして習得して会員になるまでウン十万円かかり

毎月の会費もウン万円。

思い切って飛び込まないと

その世界に染まらないと難しいなと感じていた。

 

夕ご飯の約束までもう少し時間があり

可愛らしい女性セラピストから良かったら受けてみては、と言われ

戸惑いつつも嬉しくベッドに横になってみた。

 

お道具は思ったより重く、そして痛かった。

全身どこでもできるとのことで背骨をごりごり、変な感じ。。

ふくらはぎにたまっているとかで圧迫され

足をつりそうになったので手加減していただく。

お仲間さんが腕もやってくださった。これは気持ちいい。

 

10分どころではなく(身体がでかいから時間がかかったか…)

かなりしっかり体験させていただいて

ホカホカ身体が熱く汗ばんできた。

これは良いなあ~、習いたいかも、、と思っていたら

お隣で施術されていた男性が

「ちょっと気になるから」と言って参戦。

 

彼曰く私の腎臓が気になる!肝臓も!と

酒は飲みますか、健康そうに見えていても滞りがある、など

徹底的に肝・腎を圧迫摩擦。

親の仇と言わんばかりに押されこすられ息もできない。

あまりの痛みに悲鳴を上げ痛い痛いと言っても止まず。

Yシャツを絞れば滴るほど汗をかいて

もう行かないといけません…と弱弱しく告げ

ようやく手を緩めてくれた。

 

戻ってきた店主がニコニコ見ていた。

これはよくあることなのだろうか、

ここまで激痛に晒され無料体験で感想も述べず(痛みで言葉にならず)、

効果があったかどうかのフィードバックや質問もできず、

去らねばならないタイミングに眩暈を感じながら、

とっくに遅刻なのに道に迷い、

人相の良いお爺さんに道を尋ねても埒が明かず電話をかけ、

初めてお会いするご夫婦と晩御飯だったのに遅刻して。

心象悪いよね、、反省。

 

 

しかし…この出会いって何だろう。

 

背中は虐待まがいに痣ができ数日間は痛みと腫れが引かなかった。

が、、

剣山にスムーズに登れるよ~と言われたが

もちろんアッサリ登頂できたうえに

それ以降、二日酔いにならない(そこまで飲んだくれてないのもあるけど)。

 

明らかに内蔵?、もしくは代謝が変わっている。

器具を触らせてもらったが

ぶわっと何か空気の層が覆っているような感じで触れるまでに圧がきた。

磁気が出ているのか?感じたことないけど変な感じ。

 

施術者は患者さんから滞りのようなものを受けると

器具を持っている手にサビのようなものが付くという。

私の肝腎を攻め続けた男性の手は鉛色になっていた。

ありがとう。

体験会なのにガチでやってくれて。

 

地元で調べたら思いがけず近所にセラピストが居た。

さてさて、このご縁をどうつないでいきましょう。

 

 

 

 

吉野川の川べりは雪の下が花盛りだった。

不思議な花弁をまじまじと観察。

白髭のおじいにも見える…

 

 

 

久しぶりに自宅に戻ったら

アパートの一階に燕が巣をかけていた。

もうウルウルしてしまうほど可愛らしい燕尾服が覗いている。

そろりそろり写真を撮ろうと思ったけれど

センシティブな時期だろうから(抱卵までは?)

そっとしておこうとパパラッチを断念。

 

これは吉兆。

 

何かぐるりと変わっていく感じがした。

良い風をキープし

より良い気が巡るよう心に留めた。