together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

剣山とナナカマド

今年はナナカマドに会いたかった。

思わず巨樹に出会えた幸運。

そのメッセージを改めて読み返す。

 

「ひらめきの招くままに従いなさい」

インスピレーションのまま生きることで本当の自分でいられる。

何者なのかを確認できる。

 

 

そのきっかけとなったのは

クライアントさんの反応だった。

 

旅の直後でお仕事があり

お山の空気そのまま持ち込んだ形になった。

 

何年来のお付き合いであるが

この度ほど激しく大胆な反応はなかったので

びっくりして途切れそうになりながらも保った。

ただ一緒に剣山にいるような印象を心に持っていただけなのに。

 

頭も心も空っぽにしながら時間配分をして施術する難しさはあり、

いかにお喋りな判断を続ける脳を黙らせるか

毎回が本番でありレッスン。

 

身体はそこそこ疲れていたけれど、

お山の息吹がまだ残っていたからだろうか。

激しい反応の後はいつものように静かに休まれており

どのように影響していくかを推しはかるのは難しく感じた。

 

 

山歩きをしていると余計なことを考えなくなる。

鳥が鳴いてる、花が咲いてる、

ただそのままのことを耳目にしていくだけ。

だからか心身共にすっきりと満たされる。

 

いままで余分なものをしょったままお仕事をしていたのかもしれない。

 

そう思うとナナカマドの言うように

考えることばかりではなく

今ここ、この人だけ、

ここで創造的な時間を生み出すこと、

これだけを意識するだけで新鮮で動きのあるものになるのではないか。

 

恣意的に反応を起こすことはできない。

待つ身を最大限整え尽くしてこそ

そのままを受け入れていけるのではないか。

 

何度も改めて何度も

提供する側の準備が必要だと痛感させられた。

 

自分を律して日々を過ごすこと。

他者へ影響する自己の認識・意識を俯瞰しておくこと。

ナナカマドのひらめきを受け取り信じ行動するには

それなりの器でいること。

 

そこに気づけたことは嬉しかった。

 

今のままでそのままで良いんだよって自分に言いたくない。

よりよくありたいと願うからこそ

力を抜きつつ心地よいニュートラルを目指していこう。

 

 

 

ナナカマドからは直観のままに、と教わり

今年のテーマレメディはホリー(柊)

夏至のレメディはチコリーだった。

 

これらには愛が通底しており

どこまでも自分を整えていく課題に光をあてられたようで

大きなため息が出た。

はい、承りました。