together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

元名で202104

平日の里山歩きは結構にぎわっていた鋸南町鋸山。

日本語以外の言語も聞かれ観光客もチラリ。

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駅を出たらまるで日差しは南国。

そしてふと横には白壁に一重の白いバラが屋根のように育つお宅が。

こんな空気に守られてたらどれほど安心して眠れるでしょう。

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路傍のミントがぐいぐい天に向かって育っていた。

スーパーで98円の水を求め生き生きのまま浸す。

ミント水になる前に飲み干してしまいそうだ。

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前回の訪問で台風の爪痕に驚き少なからず胸が痛んだ。

沢をゆく道も通行禁止で(実際は自己責任で登っている方もいる)

そのほかの道にも傾いた樹木や

奇妙に開けた空が広がっていたり

強制的に森林の再生が行われているようだった。

倒れた木から新芽が。二年目の春ですね。

これくらいタフでありたいと思う。

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石切り場に光が入って、まるでゲートのような石が積んであったり

ちょっと演出を感じてしまう。

千葉のマチュピチュとして売り出し中なのかしら?

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誰が放ったかオレンジの錦鯉がお一人で。

水が枯れることなく立派に育ってほしい。

 

別の水場ではモリアオガエルの泡卵がひっそり。

そして産んだ方かどうかわからないけど

コロコロとまあきれいなお声で鳴いておりましたとさ。

澄んだ野鳥の声を同時に受け取りながら

ここで南米の楽園を想い一呼吸。

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鋸山は頂上はやや周囲を見渡せず

360度見えるという触れ込みの頂上っぽいところでランチ。

心のふるさとも一望。感無量。

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いかにも山男風なおじさま(千葉在住)とご一緒した。

コロナ対策について「酒を飲ませるな!!」と檄を飛ばす。

どういう流れでそういうことになったか忘れてしまったけど

お仕事帰りには新幹線でささやかに直来を楽しむ身には耳が痛い。

そういうお考えが政策に反映されておりますね、というところでハイ終了。

 

下山は木漏れ日を楽しみながら鼻歌フンフン。

シャガは花がとっ散らかっているけど葉は深く細い緑で繊細かつパワフル。

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藤棚から臨む海に気を取られアブがぶんぶんいうのも気にならない。

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羅漢に経を供えながら

初めてここに来た時のことから今に至るまでの記憶が心に去来する。

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大仏のつつじがグロリア風。

ちょっとハワイアンぽい。

 

そして正真正銘の恩師へご挨拶に伺う。

奥様が私の名前を憶えててくださってとても嬉しい。

「畑にいるから、そっちにいきましょう」とゆっくり園庭へ。

1月に植えた苗は170株。

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「リーダーらが訪ねてきたら食べさせたくて」

海の男が育てるイチゴは甘酸っぱかった。

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前よりも足のむくみが減って言葉にも張りがある、

膝の痛みはあるが他には目立った変化はない、

心臓の検診に定期的にいっていたが感染症の拡大で見合わせてそれっきり、

100歳になったお母様が安倍から症状もらった、

など現状報告と観察から前よりもお元気なご様子がうかがえる。

昔話も相変わらず豪快で毎回楽しみでならない。

 

本日は旅路一式と共に出かけておったために

若干無理やりトクセンを受けていただいた。

「さっきより歩くときに痛みがないよ!」など

本当に嬉しい言葉をかけてくださる。

そうであってもなくてもその労りと優しさが温かく心に届く。

奥様も(顔出し禁止)圧迫骨折とかで背筋がやや強張っておりソフトなトクセンを施術。

それまでのお話などなど時間はあっという間。

かぼちゃの馬車はございませんのでそそくさとご自宅を後に。

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海。

どっちかっていうと海が好き。

水が好き。

沢や川、滝。池や湖も。

ずーっとこうして波の音と風と一緒に揺れていたい。

 

フェリーから夕焼けを見るには陽が延びすぎていた。

ボランティアのお仲間と野外研修と称してお出かけしたっけ。

そのときは生ビールで乾杯したっけ。

鬼籍に入ってしまったら思い出すこともないのかな。

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介護士として奮闘している友人が休みがなかなか取れないの、と。

どんな仕事も休まないと働けないと思うけど

彼女ほどたっぷり休んでほしいと願わずにはいられない。

またね。

きっと最良の時を結んでくれるでしょう。

そしていただいた一人時間はこうして祈りと郷愁に彩られるのでした。