together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

ありがとう、東北

東北は伊達政宗のお膝元。仙台ヒーリングマーケット。二日間出店してきました。

ご来場のみなさま、出展・主催者の方々、この度も大変お世話になりました。

f:id:kosui278:20210527093457j:plain

初めて滞在した宮城県

地表面はごつごつしたものと海の匂いというのが初対面のイメージ。

駅前は新宿かと思うほど開かれている大都会。

道路が広いということは戦争で焼かれたということだと聞かされた。

 

夢メッセ宮城という会場は海のそばにあり、さらに海水の匂いが濃く吹いているところ。

予想外に気温が低く梅雨空もあって日差しが届きにくかった。

常時換気というお約束で外より気温が低い館内でじっと物販することの大変さを身をもって知ることになった。

身体を動かしたり、ありったけの服を着たり、温かい休憩室にいったり、

お湯のんだり、元気にお喋りしてみたり、体温が下がりすぎないように努めた。

 

今回は物販と鑑定を盛り込んだ。

f:id:kosui278:20210527094407j:plain

お線香は火が使えないので香りを聞いて確かめることができないため

賭けだな~と思ったけれど、

出展者さんの中でサクッとご購入していただけたり、

お客様で和の香りに目覚めお線香欲しかったという方がいたり、

意外に求めていただけたことはとても嬉しかった。ありがとうございました。

 

このピンクの匂い袋、銘「仏門」も

暑苦しく説明する私の熱意に押されたのか貰い手が現れた。

自分の作品の旅立ちというのは清々しいもの。

また良いブレンドに挑戦したいと思えるのでした。

 

メニューにだしていなかったものの

星読み鑑定もさせていただけたことは勉強になった。

カフェで鑑定をしていた時も思ったけど

その場でデータをもらって読み解いていくというのはホラリー的。

底力的なものがでて腹で読んでいるという傾向に気が付いた。

詐欺師のように言葉が出てきて口が追い付かない時もある。

どこからくる情熱なんだろう。

また機会があればライブ鑑定をしてみたいと思った。

 

撤収は出展者さんが大いに手伝ってくださり魔法のように片付いた。

お片付けは気持ちがいい。皆様ありがとうございました。

 

毎朝だらだら散歩する中で元気を分けてくれた榴ヶ岡の樹木たち、ありがとう。

毎朝インスタに挙げてたら海外の人からもいいねをいただいた。

こうやって世界との繋がりを感じることもできるのね。

 

その中で雨だからこそ強烈に香りを放っていた樹齢30年余りのユーカリ

前日に落ち葉を数枚もらって、ホテルでアイロンをかけたら油胞からフレッシュな香りが解放された。

焦げ付いてドット柄になったものもあったけど

お部屋に限らず会場でも販売に花を(葉、か・・)を添えてくれた。

つややかで熟女のオーラを纏う樹皮は雨でテラテラ光っていた。

 

 

とても大切な人の死を伝えられた日から数年、

その同じ日にユーカリの樹木が傍にいてくれるという巡り合わせ。

どこで何をしていようとそこにいてくれる、見ててくれている、

包まれるような温かい気持ち。

幸せというのは簡単だけど器などないように届くのは愛、と思いたい。

 

 

 

 

塩釜へ移動。

今夜は打ち上げのため翠松亭へ。塩竈料理 翠松亭 (suisyoutei.com)

あまり推しを書くことはないけれどここは備忘録のためしっかり書いておく。

 

空腹すぎた食いしん坊、17時オープンすぐに訪問。

清潔な店内にうっすら流れるジャズ。

爽やかな挨拶で出迎えてくださる店主井上さん。

間違いない・・・餓鬼のような舌が鳴る。小躍り。鳴ったのはお腹か・・・。

お刺身定を頂いたのち取れたてのホヤを追加。

海水を綺麗にする貝、ミネラルが豊富で鮮度が命、好みははっきり分かれると。

新鮮な海水を食べているような不思議な味がした。

味付けがなくても滋養がわかる。浦霞がぐいぐい進むにまかせる。

茶碗蒸しの旨味にうなる。定期的に頂きたい。ありがたしありがたし。

海の恵みと料理人の目利きと出会いに心から合掌。

光翠、翠松亭に惚れるの巻。

 

 

 

日の出とともに起きだしてご挨拶へ塩釜神社

梅雨とは思えない快晴。まぶしいのは空気も透き通っているから。

f:id:kosui278:20210527100928j:plain

別宮に鹽土老爺神(しおつちおぢのかみ)

左宮に武御雷神(たけみかづちのかみ・・漢字でない。。)

右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)

f:id:kosui278:20210527101040j:plain

f:id:kosui278:20210527101101j:plain

f:id:kosui278:20210527101124j:plain

f:id:kosui278:20210527101340j:plain

f:id:kosui278:20210527101358j:plain

f:id:kosui278:20210527101412j:plain

f:id:kosui278:20210527101428j:plain

f:id:kosui278:20210527102817j:plain

f:id:kosui278:20210527102831j:plain

f:id:kosui278:20210527102845j:plain

f:id:kosui278:20210527102858j:plain

f:id:kosui278:20210527102914j:plain

f:id:kosui278:20210527102929j:plain

静かに祈りの時間をもって、森のような境内を後にした。

平和な空気に満たされており、神社にも格があるのだな。

 

そして景勝地松島へ。

松島海岸駅から海に向かって歩くとマスク警察がいた。

こんなに街や海岸線は開けているというのに。こんなに誰もいないというのに。

海も空も広くただ穏やかな時間だけが流れていた。

ピース。

f:id:kosui278:20210527101220j:plain

美しい島々の中で橋で渡れるものがいくつかある。

悪縁を切るという触れ込みの橋をこえ、ふら付いていたら薬師如来に出会う。

慈愛に満ちた空間が紅葉や樹木で囲われ出来上がっていた。

白いふわふわしたものが無数にとびかっている。

ここは庵があったところ。

荷をほどきしばらく瞑想して海に向かって心からの祈りを捧げた。

哀しみとか苦しみという重さは全くなくて

ただただ光に舞う映像が降りてきた。

生きている人たちのほうがずっと重いのでしょうね。

f:id:kosui278:20210527101325j:plain

 

国宝、青龍山瑞巌寺聖観音を拝する。

f:id:kosui278:20210527103318j:plain

f:id:kosui278:20210527103336j:plain

f:id:kosui278:20210527103355j:plain

f:id:kosui278:20210527101203j:plain

 

不動明王にも挨拶。松には石斛のお花がシーズンだった。可憐。

f:id:kosui278:20210527101310j:plain

f:id:kosui278:20210527110014j:plain

f:id:kosui278:20210527101256j:plain

祈りを捧げられればもうおしまい。

歩いて渡れる島を回り、植物を愛で、散歩して帰路についた。

f:id:kosui278:20210527101139j:plain

f:id:kosui278:20210527110721j:plain

f:id:kosui278:20210527110737j:plain

f:id:kosui278:20210527110753j:plain

f:id:kosui278:20210527110813j:plain

f:id:kosui278:20210527110827j:plain

f:id:kosui278:20210527110842j:plain

f:id:kosui278:20210527110919j:plain

 

またお仕事をさせていただけますように。

東北の豊かさを心身ともに味わった数日でした。

ご縁の方々、ありがとうございました。

合掌。