together with global breathing

こころが動いたことを綴ります。永遠に地球が平和でありますように。

2023年春分に寄せ

そわそわと春がそこかしこにやってきています。

昨年の冬至から来年の準備をしてきました。

暗闇の中でみた夢が春分図となって一年の方向を教えてくれると考え

2023年を読んでみましょう。

 

 

2022年をすごし

何を来年に持ち越し

どのような舞台に花開こうかという思いで

冬至に眠りに落ちました。

 

 

冬至図からは

たっぷりと癒しの安らぎや自堕落に包まれたい願いが見え隠れします。

しかし表層意識にそれは表れにくく

どこかで疲れを引きずりつつも胸にしまってきた気持ちが読めます。

 

海外に気軽に行けない不自由さもあり

親せき兄弟やご近所さんのような身近な人と関係が密になりました。

テレワークで家族との不慣れな距離の中で

歯に衣着せぬ言動に傷ついたこともあったでしょう。

 

近いゆえに自己主張がぶつかり合い

どんな自分でいれば人に求められるのか、それが私らしいのか

葛藤が高まり意識の切り替えが必要とされました。

 

健康を害するほどエネルギーが出て

暴走する知性に振り回されもしました。

その中で伝統的な暮らしを再発見し

最新の科学技術で生み出された叡智を取り込み

斬新な楽しみを見つけていたことでしょう。

 

緊縮財政が続きましたが

現状の範囲を決めてやりくりすることも

つましいながら喜びでした。

 

内省し引きこもることが日常になる流れが見えます。

外からは見えなくても内側は非常に活発。

才能を磨いているような印象です。

 

このような昨年の収穫から

どんなエッセンスを肥やしてまいりましょうか。

 

 

冬至に見た夢を具体化すべく春分図は一年の計。

 

2023年は、

ひそやかに臨死体験をしているさなか

新しい自己を拡大していくでしょう。

 

私という主体があるにもかかわらず

私が何者でどうしたいのか、暗中模索を繰り返してきました。

未だ答えを結ぶには及びません。

ゆえに引き続き内的時間が増えるかもしれません。

 

 

見失った私がいるのは彼岸。

何もかもが同じ比重でごちゃまぜになり

宇宙空間にひとりぼっち漂う寄る辺のなさ。

漆黒の闇に溶けていく放出。

 

落下なのか上昇なのかわからない途中で

交通整理の人と出会う予感がします。

 

窮屈で古めかしい規則を思い出させますが

混沌の中で立つには必要な足場となります。

 

あらゆるものが公平に崩壊して行く中で

生還の兆しが見える一年目、というような世相となるでしょう。

 

 

この3年で受けたダメージに心身が疲弊しています。

そういう自分や困っている人のことが広く知らされ

救済の手が差し伸べられ、分かち合うようになるでしょう。

しかし昨年に引き続き大衆はまだ微睡んでいます。

 

さ迷える子羊を囲っていた宗教やスピリチュアリズムは淘汰されます。

エゴからの奉仕は欺瞞。

依存しあう聖者と患者関係は

社会的に認められる形へと努力を強いられていきます。

 

化学と物理が双方向で根拠となる体系を模索します。

量子のとらえ方に抵抗がなくなるほど

思念が現実を作っていることを実感できるでしょう。

 

追い付かないよ、と感じることもあります。

そういう時ほど立ち止まり

内なる扉から無限へ接触してください。

 

どこからきたのかという源に思いを馳せれば

思いも肉体も同じ振動で共鳴していることがわかります。

自分と似た音のものと共に過ごすことで

落ち着きを取り戻すことに違和感が無くなるでしょう。

 

 

 

長期的な点でみると

まだ陰は極まっていません。

かつてなかったことはさらに加速します。

 

ですが徐々に陽なる瞬きが現れ始めています。

陰極まってこその陽転、

安易に希望とは言い難くとも

どこかで夜明けを信じているのではないでしょうか。

 

 

その始まりのかけらが育つよう春分を祝福し

星読み末席の言挙げといたします。